未経験者必見！ライバー採用を勝ち抜くコツ｜大手事務所の募集情報まとめ

「憧れのライバーになりたいけど、事務所の採用オーディションに合格できるか不安…」「未経験からでも人気ライバーになれるの？」そんな悩みを抱えていませんか。本記事では、未経験からライバー事務所の採用を勝ち抜くための具体的な5つのコツを徹底解説します。結論として、ライバー採用の合否を分けるのは、特別な経歴よりも「自分の強みを理解し、計画的にアピールする力」です。この記事を読めば、書類選考や面接対策はもちろん、自分に合った事務所の選び方から大手事務所の募集情報まで、採用活動の全てが分かります。自信を持ってライバーへの第一歩を踏み出しましょう。

そもそもライバー事務所とは？所属するメリットとデメリット

ライバー事務所とは、ライブ配信を行う「ライバー」の育成やマネジメント、活動サポートを専門に行う企業のことです。芸能人が芸能事務所に所属するように、ライバーも事務所に所属することで、個人で活動するよりも多くの恩恵を受けながら、トップライバーを目指すことができます。特に未経験からライバーとしての成功を目指すなら、事務所のサポートは非常に心強い存在となるでしょう。しかし、所属にはメリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは、事務所所属の利点と注意点を詳しく解説します。採用面接に進む前に、まずは事務所の役割を正しく理解しましょう。

事務所所属の大きなメリット3選

ライバー事務所に所属すると、配信活動を全面的にバックアップしてもらえます。数多くのメリットの中でも、特に大きな3つの利点をご紹介します。

1. 収益化のサポートと報酬アップ

事務所に所属する最大のメリットは、収益面での手厚いサポートです。多くの事務所では、個人で活動するフリーライバーよりも高い報酬還元率が設定されています。さらに、アプリ上の投げ銭（ギフティング）による報酬だけでなく、事務所独自の時給制度やボーナスが用意されていることも少なくありません。これにより、配信を始めたばかりでファンが少ない時期でも安定した収入を得やすくなります。また、面倒な確定申告などの税務処理をサポートしてくれる事務所もあり、配信活動に集中できる環境が整っています。

2. 配信ノウハウの提供と専門的なマネジメント

「どんな配信をすれば人気が出るかわからない」という未経験者にとって、専門的なノウハウを提供してもらえる点は非常に魅力的です。多くの事務所には、過去にトップライバーを何人も育て上げた実績とデータが蓄積されています。所属ライバーは、そのノウハウに基づいたアドバイスをマネージャーから直接受けることができます。具体的には、配信データの分析、ファンを増やすための企画立案、話し方や見せ方の指導など、初心者でもトップライバーを目指せる環境が手に入ります。一人で悩むことなく、二人三脚で目標に向かえるのは大きな強みです。

3. 機材提供や企業案件など活動の幅が広がる

よりクオリティの高い配信を行うためには、マイクや照明、PCなどの機材が必要になることもあります。事務所によっては、これらの配信機材を無償で貸し出してくれる場合があります。また、個人では受けるのが難しい企業のPR案件や、雑誌・テレビといったメディアへの出演、事務所主催の大型イベントへの参加など、活動の幅を大きく広げるチャンスが提供されます。ファンからのプレゼント受け取り窓口を代行してくれるなど、セキュリティ面でのサポートが充実している点も、安心して活動を続けるための重要なポイントです。

知っておきたい事務所所属のデメリット

多くのメリットがある一方で、事務所への所属にはいくつかの注意点も存在します。契約後に後悔しないよう、デメリットもしっかりと理解しておきましょう。

1. 報酬からマネジメント料（手数料）が引かれる

事務所の手厚いサポートは無償ではありません。ライバーが得た報酬の中から、マネジメント料として一定の割合の手数料が差し引かれます。この手数料の割合は事務所によって異なり、一般的には20%〜50%程度が相場とされていますが、契約内容によって大きく変動します。そのため、報酬のすべてが自分の手元に入るわけではないことを理解しておく必要があります。ただし、この手数料は手厚いサポートを受けるための対価であり、手数料以上の価値があるかを慎重に見極めることが大切です。

2. ノルマや契約期間の縛りがある

事務所によっては、所属ライバーに対して「月間の最低配信時間」や「獲得すべきポイント数」などのノルマを設けている場合があります。「自分のペースで自由に配信したい」と考えている人にとっては、このノルマがプレッシャーになる可能性があります。また、一度契約を結ぶと、契約期間中は原則として他の事務所への移籍や退所ができないという「縛り」が発生します。契約前に、ノルマの有無や契約期間、違約金の規定などを必ず確認しましょう。

3. 活動方針が制限される可能性がある

事務所にはそれぞれ得意なジャンルやイメージ（カラー）があります。そのため、事務所のブランドイメージを損なうような配信内容や言動は、制限されることがあります。例えば、過度に過激な企画や、事務所の方針と合わないキャラクターでの配信は認められないかもしれません。自分のやりたい配信スタイルと事務所の方向性が一致しているかは、事務所選びにおける非常に重要な判断基準となります。

項目	メリット	デメリット
報酬・収益	個人より高い報酬還元率や時給制度で収入が安定しやすい。	報酬からマネジメント手数料が引かれる。
サポート体制	トップライバーを育成したノウハウの提供やマネージャーによる伴走サポートがある。	配信時間などのノルマが課される場合がある。
活動の自由度	機材貸与や企業案件の紹介など、活動の幅が広がる。	事務所の方針により活動内容が制限されたり、契約期間の縛りがあったりする。

未経験からライバー採用を勝ち抜くための5つのコツ

数多くの応募者の中からライバー事務所の採用担当者の目に留まり、「この人と一緒に仕事がしたい」と思わせるには、戦略的な準備が不可欠です。未経験者だからこそ、ポテンシャルや熱意を効果的にアピールする必要があります。ここでは、ライバー採用を勝ち抜くために実践すべき5つの重要なコツを、具体的なアクションプランと共に解説します。これらのポイントを押さえることで、あなたの魅力が最大限に伝わり、合格の可能性を大きく高めることができるでしょう。

コツ1 自分の強みと配信コンセプトを明確にする

ライバー事務所の採用オーディションでは、「なぜあなたでなければならないのか」という点が厳しく見られます。ただ「ライバーになりたい」という漠然とした思いだけでは、他の応募者との差別化は図れません。まずは自己分析を徹底的に行い、あなただけの武器を見つけ出すことから始めましょう。

自分の好きなこと、得意なこと、これまでの経験、そして性格などを紙に書き出してみてください。「人と話すのが好き」「特定のゲームが誰よりも得意」「メイクの知識が豊富」「聞き上手だと言われる」など、どんな些細なことでも構いません。それらを組み合わせることで、「あなただからこそできる独自の配信コンセプト」が見えてきます。

例えば、「元保育士の経験を活かした、子育て世代向けの悩み相談雑談配信」や「激辛グルメ好きによる、毎回汗だくのチャレンジ実食配信」など、具体的なターゲットと内容を定めることで、事務所側もあなたの将来性や個性をイメージしやすくなります。このコンセプトが、後のプロフィール作成や面接での自己PRの強力な軸となるのです。

コツ2 プロフィール写真で第一印象をアップさせる

書類選考において、あなたの第一印象を決定づけるのがプロフィール写真です。採用担当者は毎日何十、何百という応募書類に目を通しており、写真の印象一つで次のステップに進めるかどうかが決まることも少なくありません。ここで重要なのは、加工で作り込んだ美しさではなく、「清潔感」と「人柄が伝わる明るい表情」です。

以下のポイントを意識して、最高の1枚を準備しましょう。

• 明るさ：自然光が入る日中の室内や、屋外の明るい場所で撮影しましょう。顔に影ができないように注意が必要です。
• 表情：歯を見せてにっこりと笑うなど、親しみやすさが伝わる自然な笑顔を心がけましょう。
• 清潔感：髪型や服装を整えるのは基本中の基本です。背景も、散らかった部屋ではなく、白い壁やスッキリした場所を選びましょう。
• 画質：スマートフォンでの撮影でも問題ありませんが、ピントが合っていて鮮明な写真を用意してください。過度な加工や、顔の一部が隠れるスタンプなどは絶対に避けましょう。

ライバーはファンとのコミュニケーションが仕事です。写真から「この人と話してみたい」と思わせることが、採用への第一歩となります。

コツ3 SNSを育てて発信力をアピールする

現代のライバー採用において、SNSアカウントは「動く履歴書」とも言える重要なポートフォリオです。事務所は、あなたがどれだけの人に情報を届けられるかという「発信力」や、ファンを巻き込んでコミュニティを形成する「求心力」を見ています。たとえフォロワーが少なくても、今からSNSを育てることに大きな意味があります。

X（旧Twitter）やInstagram、TikTokなど、自分のコンセプトに合ったSNSを選び、日頃からコツコツと発信を続けましょう。自分の趣味や日常、ライバーになりたいという思いなどを投稿し、あなたの人柄や世界観を伝えていくことが大切です。重要なのはフォロワー数だけでなく、いいねやコメント、リポストなどの「エンゲージメント率」です。フォロワーと積極的にコミュニケーションを取り、ファンとの関係性を築けている実績は、事務所にとって非常に魅力的なアピールポイントとなります。

コツ4 ライブ配信アプリで実績を作る

「未経験者歓迎」と書かれていても、ライバルの中には既に個人で配信経験を積んでいる人もいます。もし時間に余裕があれば、オーディション応募前に一度、個人でライブ配信を体験してみることを強くおすすめします。これは、あなたの熱意と行動力を示す何よりの証拠となるからです。

Pococha（ポコチャ）や17LIVE（イチナナ）、BIGO LIVE（ビゴライブ）などの大手配信アプリは、誰でもすぐに配信を始めることができます。実際に配信してみることで、次のようなメリットがあります。

• リスナーとのコミュニケーションに慣れることができる
• 自分に合った配信スタイルや課題が見つかる
• 「実際に配信をしてみて、〇〇という手応えを感じました」と、面接で話す具体的なエピソードができる
• 事務所側があなたの配信アーカイブを見ることで、ポテンシャルを判断しやすくなる

たとえリスナーが数人しかいなくても、配信経験があるという事実は、全くの未経験者と比べて大きなアドバンテージになります。「口だけ」ではない本気度をアピールしましょう。

コツ5 面接対策を万全に行う

書類選考や動画選考を突破すれば、いよいよ採用担当者との面接です。オンライン・対面いずれの場合でも、ここがあなたの熱意と人柄を直接伝える最後のチャンス。これまでに準備してきた「コンセプト」や「実績」を基に、自信を持って自分をアピールするための最終準備を行いましょう。

よくある質問と回答例

面接では、あなたのライバーとしての適性や将来性、人間性を見極めるための質問がされます。付け焼き刃の回答ではなく、自分の言葉で語れるように準備しておくことが重要です。特に頻出の質問と回答のポイントをまとめました。

よくある質問	回答のポイントと例文
自己PRをしてください	コツ1で固めた「自分の強み」と「配信コンセプト」を1分程度で簡潔に伝えます。結論から話し、具体的な要素を盛り込むのがコツです。 （例：「私の強みは聞き上手な点と、10年間続けてきたゲームの知識です。この2つを活かし、ゲーム初心者の方の質問に丁寧に答えながら一緒に成長していく参加型のゲーム実況配信で、貴社に貢献したいです。」）
なぜライバーになりたいのですか？	憧れだけでなく、具体的なきっかけやエピソードを交えて語ることで説得力が増します。「誰かの居場所になりたい」「自分の好きで人を笑顔にしたい」など、ポジティブで主体的な動機を伝えましょう。 （例：「仕事で落ち込んでいた時、あるライバーさんの配信を見て元気をもらいました。その経験から、今度は自分が誰かの日常を少しでも明るくできる存在になりたいと強く思うようになりました。」）
なぜ数ある中で当事務所を選んだのですか？	公式サイトなどを読み込み、事務所の理念や強み、所属ライバーの特徴を理解した上で、自分の目標とどう結びつくかを述べます。「この事務所でなければならない理由」’mark>を明確に伝えましょう。 （例：「〇〇（所属ライバー）さんのような、ファンとの一体感を大切にする配信スタイルに感銘を受けました。手厚いマネジメント体制でライバー一人ひとりと向き合ってくださる貴社でなら、私もリスナーさんとの絆を第一にした活動ができると確信しています。」）
どんなライバーになりたいですか？	漠然とした目標ではなく、具体的な数字や将来像を語ることで、計画性や本気度を示します。 （例：「まずは3ヶ月以内にCランクに到達することを目標とします。将来的には、ゲーム会社様とコラボイベントを開催できるような、影響力のあるライバーになりたいです。」）

逆質問でやる気を見せる

面接の最後に設けられる「何か質問はありますか？」という時間は、絶好のアピールチャンスです。ここで「特にありません」と答えてしまうのは非常にもったいないことです。入所後の活躍を具体的にイメージしていることが伝わる質問を準備し、主体性と熱意を示しましょう。

【好印象な逆質問の例】

• デビューまでに準備しておくべきことや、特に力を入れておくべきことはありますか？
• 現在ご活躍されているトップライバーの方々に共通する考え方や行動はありますか？
• 私がもし採用していただけた場合、私の個性やコンセプトを活かすために、どのようなサポートを期待できますでしょうか？

【避けるべき逆質問の例】

• 給料はいくらですか？（報酬体系に関する質問は問題ないが、直接的な聞き方は避ける）
• お休みは取れますか？（受け身な印象を与えやすい）
• 公式サイトを見ればわかる内容の質問

質の高い逆質問は、あなたが事務所を深く研究し、真剣に入所を考えている証となります。2〜3個用意しておくと、安心して面接に臨めるでしょう。

自分に合った事務所はどこ？ライバー採用で失敗しない選び方

ライバー事務所への所属は、ライバーとしてのキャリアを大きく左右する重要な決断です。しかし、数多く存在する事務所の中から、自分に最適な場所を見つけるのは簡単ではありません。もし事務所選びを間違えてしまうと、「思ったようなサポートが受けられない」「ノルマが厳しくて続けられない」といった事態に陥りかねません。ここでは、採用選考に応募する前に知っておきたい、失敗しない事務所選びの3つのポイントを詳しく解説します。これらの基準を元に、あなたのライバー活動を全力でバックアップしてくれるパートナーを見つけましょう。

サポート体制の充実度で選ぶ

特に未経験からライバーを目指す方にとって、事務所のサポート体制は最も重要なチェックポイントです。手厚いサポートがあれば、初心者でも安心して活動をスタートし、トップライバーへと成長していく道筋を描くことができます。

具体的には、以下のようなサポートが提供されるかを確認しましょう。

• 専属マネージャーの有無：配信スケジュールの管理や活動方針の相談、メンタルケアまで、一対一で親身にサポートしてくれるマネージャーがいるかは非常に大きな要素です。
• 育成・研修プログラム：視聴者を惹きつける話し方、効果的な企画の立て方、SNS活用術など、ライバーとして成功するためのノウハウを学べる研修が用意されているかを確認しましょう。ボイストレーニングやメイク講座などを提供している事務所もあります。
• 配信機材の貸与・補助：高画質な配信に不可欠なマイク、照明、Webカメラなどの機材を貸し出してくれたり、購入費用を補助してくれたりする事務所もあります。初期投資を抑えたい方にとっては、非常に魅力的なサポートと言えるでしょう。
• 法務・税務サポート：個人事業主となるライバーにとって、契約書のリーガルチェックや確定申告などの税務処理は複雑で手間がかかるものです。専門家によるサポート体制が整っている事務所なら、安心して配信活動に集中できます。

事務所の公式サイトや面接の場で、これらのサポートが具体的にどのレベルまで提供されるのかをしっかり質問・確認することが大切です。

ノルマや契約内容で選ぶ

サポート体制と並行して、金銭面や活動の自由度に関わる契約内容の確認は絶対におろそかにしてはいけません。後々のトラブルを避けるためにも、契約書は隅々まで読み込み、不明な点は必ず解消しておきましょう。

特に注意すべきは「ノルマ」と「報酬（還元率）」です。

配信時間や獲得ギフト（投げ銭）などに関する「ノルマ」は、事務所によって様々です。ノルマがあることでモチベーションを維持しやすくなる一方、プレッシャーに感じる可能性もあります。自分のライフスタイルや活動ペースに合ったノルマ設定の事務所を選ぶことが、長く活動を続ける秘訣です。

報酬は、リスナーからのギフト総額から、配信アプリのプラットフォーム手数料と事務所のマネジメント料（マージン）を差し引いた額がライバーの取り分となります。この取り分の割合を「報酬還元率」と呼びます。還元率が高いほど手取りは増えますが、その分サポートが手薄い可能性も考えられます。還元率の高さだけで判断せず、サポート内容とのバランスを見極めることが重要です。以下の表を参考に、契約前に必ず確認すべき項目をチェックリストとしてご活用ください。

確認項目	チェックすべきポイント
報酬還元率	還元率は何%か。時給やボーナス制度はあるか。
ノルマの有無と内容	月間の最低配信時間や獲得ポイントなどのノルマはあるか。未達成の場合のペナルティは何か。
契約期間と更新条件	契約期間はどのくらいか（1年契約が多い）。自動更新か、更新時の条件はあるか。
違約金・禁止事項	契約期間中の途中退所に関する違約金はあるか。他事務所との掛け持ちやSNS利用に関する制限はあるか。
支払いサイト	報酬が振り込まれるタイミングはいつか（月末締め翌月末払いなど）。

事務所の得意なジャンルで選ぶ

あなたが「どんなライバーになりたいか」というビジョンと、事務所の「得意なジャンルや方向性」が一致しているかも、成功を掴むための重要な要素です。事務所にはそれぞれ得意な配信ジャンルや、特定の配信アプリとの強固なコネクションがあります。

例えば、以下のようなジャンルが挙げられます。

• 雑談・コミュニケーション系：リスナーとの会話を楽しむスタイルが中心。
• 音楽・パフォーマンス系：歌や楽器演奏、ダンスなどの特技を披露する。
• Vライバー・キャラ配信系：2Dや3Dのアバターを使ってバーチャルキャラクターとして活動する。
• ゲーム実況系：特定のゲームタイトルに特化して配信する。

自分のやりたい配信ジャンルで活躍している先輩ライバーが多数在籍している事務所を選ぶことで、成功のノウハウを共有してもらえたり、コラボ配信の機会に恵まれたりする可能性が高まります。事務所の公式サイトで所属ライバーの顔ぶれや実績を確認し、自分の目指す方向性と合っているかを見極めましょう。また、面接の際には「自分の〇〇という強みを活かして、△△のようなライバーになりたい」と具体的に伝えることで、事務所側もあなたが活躍できるイメージを描きやすくなります。

ライバー情報ラボ推薦 大手事務所の採用・募集情報まとめ

数あるライバー事務所の中から、自分にぴったりの一社を見つけるのは大変です。そこでこの章では、ライバーを目指すあなたのために、当ラボが厳選した大手事務所の採用・募集情報をまとめました。特に人気のライブ配信アプリ「17LIVE」「Pococha」「TikTok LIVE」のそれぞれに強みを持つ事務所をピックアップしていますので、あなたの活動したいプラットフォームに合わせてチェックしてみてください。

17LIVE（イチナナ）に強い大手事務所

17LIVEは国内だけでなく海外にも多くのユーザーを抱える世界最大級のライブ配信アプリです。大規模なイベントが多く、一攫千金を狙えるチャンスが豊富にあります。グローバルに活躍したい方や、トップライバーを目指して本気で取り組みたい方におすすめのプラットフォームです。ここでは、17LIVEでの活動を強力にバックアップしてくれる事務所を紹介します。

ベガプロモーション

17LIVEの公式パートナーとして、数多くのトップライバーを輩出している業界最大手の事務所です。長年培ってきたノウハウとデータ分析に基づいた的確なアドバイスが強み。未経験からでもトップライバーを目指せる徹底したサポート体制が整っており、本気でライバー活動に取り組みたい方に最適です。

項目	特徴
サポート内容	専属マネージャーによる配信分析・指導、イベント戦略の立案、機材貸与、確定申告などの税務サポート
所属ライバー	17LIVEのトップランカーが多数在籍。実績豊富な先輩から学べる環境。
こんな人におすすめ	データに基づいた戦略的なアドバイスが欲しい人、17LIVEでトップを目指したい人

LIVESTAR（ライブスター）

「だれもが、どこでも、自由に表現できる世界」をビジョンに掲げ、ライバー一人ひとりの個性を尊重したサポートを行う事務所です。育成プログラムが充実しており、初心者でも安心して活動を始められます。独自のスコア分析ツールを活用し、客観的なデータで成長を可視化できる-mark>点が大きな魅力です。

項目	特徴
サポート内容	LINEでの24時間サポート体制、独自のスコア分析ツール「LIVESTAR Analytics」の提供、ライバー講習会、企業案件の紹介
所属ライバー	音楽、Vライバー、タレントなど多様なジャンルのライバーが活躍中。
こんな人におすすめ	自分の個性を活かしたい人、データを見ながら着実に成長したい人

Pococha（ポコチャ）に強い大手事務所

Pococha（ポコチャ）は、リスナーとのアットホームなコミュニケーションを重視する国内発のライブ配信アプリです。時給のような仕組み（時間ダイヤ）があるため、安定した収益を得やすいのが特徴。ファンとじっくり関係を築きたい方や、毎日コツコツ配信を続けたい方に向いています。Pococha特有のランクシステムを攻略するためのサポートが手厚い事務所を選びましょう。

321inc（サンニーイチインク）

人気タレントの「ゆうこす」こと菅本裕子さんがファウンダーを務めるライバー事務所です。Pocochaに特化しており、所属ライバーのほとんどがPocochaで活動しています。Pocochaのランクメーター維持を熟知したマネージャーが伴走してくれるため、初心者でも安心してランクアップを目指せます。

項目	特徴
サポート内容	実績豊富なマネージャーによるマンツーマン指導、定期的な勉強会や交流会の開催、オリジナルイベントの企画
所属ライバー	ゆうこす自身が所属しており、インフルエンサーとしてのノウハウも学べる。所属ライバー同士の横のつながりが強い。
こんな人におすすめ	Pocochaで安定して稼ぎたい人、ライバー仲間と交流しながら活動したい人

カーブアウト

PocochaのSランク（トップランク）ライバーを多数抱える実力派事務所です。特に、Pocochaの仕組みを徹底的に分析し、ランクアップやメーター維持に特化した具体的なノウハウを提供できるのが最大の強み。論理的な戦略で着実にステップアップしたい方におすすめです。

項目	特徴
サポート内容	Pocochaに特化したデータ分析と戦略共有、トップライバーによる講習会、マネージャーによる密なコミュニケーション
所属ライバー	多くのSランクライバーが在籍し、その育成実績は業界トップクラス。
こんな人におすすめ	Pocochaの仕組みを理解して効率的に活動したい人、トップライバーのノウハウを直接学びたい人

TikTok LIVEに強い大手事務所

TikTok LIVEは、ショート動画プラットフォーム「TikTok」のライブ配信機能です。若年層を中心に爆発的な人気を誇り、ショート動画でファンを増やしてからライブ配信に誘導する流れが基本となります。エンタメ性の高い企画や、動画編集スキルが求められるため、動画コンテンツ制作のサポートに強い事務所が有利です。

CARAFUL（カラフル）

TikTokの公式MCN（マルチチャンネルネットワーク）であり、TikTokクリエイターの育成に特化した事務所です。TikTokのアルゴリズムを熟知しており、ショート動画の企画・制作からサポートし、効果的にフォロワーを増やせるのが強み。ライバーとしてだけでなく、インフルエンサーとしての活躍も視野に入れられます。

項目	特徴
サポート内容	TikTokのトレンド分析とコンテンツ企画、動画制作サポート、企業案件やメディア出演の紹介、著作権管理
所属クリエイター	数百万フォロワーを抱えるトップTikTokerが多数所属。
こんな人におすすめ	ショート動画作りが得意な人・学びたい人、TikTokを起点にインフルエンサーを目指したい人

PPP STUDIO（ピーピーピースタジオ）

TikTokを中心としたショートムービープラットフォームに特化したクリエイターサポート事業を展開しています。クリエイター一人ひとりの「好き」や「個性」を活かしたアカウントプロデュースを得意としています。ライブ配信だけでなく、グッズ販売やイベント開催など活動の幅を広げるサポートが充実しています。

項目	特徴
サポート内容	アカウントのコンセプト設計、動画コンテンツの企画・分析、企業タイアップ案件の提供、収益化の多角的なサポート
所属クリエイター	多様なジャンルのクリエイターが所属し、それぞれの個性を活かして活躍中。
こんな人におすすめ	自分の世界観を大切にしたい人、ライブ配信以外の活動にも挑戦したい人

ライバー事務所の採用オーディションに応募する流れ

憧れのライバーになるための第一歩、事務所への応募。しかし、「何から始めればいいの？」「どんな手順で進むの？」と不安に思う方も多いでしょう。ここでは、ライバー事務所の採用オーディションに応募してから合格・契約に至るまでの一般的な流れを4つのステップに分けて詳しく解説します。事前に流れを把握し、万全の準備でオーディションに臨みましょう。

ステップ1 公式サイトからエントリー

ライバー事務所への応募は、多くの場合、事務所の公式サイトに設置された応募フォームや、LINE公式アカウントからエントリーすることから始まります。事務所によっては、年間を通して随時募集しているところと、期間限定で大型オーディションを開催するところがありますので、気になる事務所の公式サイトはこまめにチェックしておきましょう。

エントリーフォームでは、氏名、年齢、連絡先といった基本情報に加え、活動を希望するライブ配信アプリや、自己PR、SNSアカウントなどを入力することが一般的です。ここで入力する情報は、あなたの第一印象を左右する重要な書類となります。誤字脱字がないか、SNSアカウントのIDは正しいかなど、送信前に必ず複数回見直すように心がけましょう。

ステップ2 書類選考・動画選考

エントリーが完了すると、提出された情報をもとに書類選考が行われます。ここで多くの事務所が重視するのが、プロフィール写真と自己PRです。あなたの魅力や個性が伝わる、とっておきの一枚を用意しましょう。

また、最近では書類選考と同時に、1分程度の自己PR動画の提出を求められるケースが非常に増えています。動画では、あなたの話し方や表情、雰囲気といった、文章だけでは伝わらない人柄がチェックされます。緊張するかもしれませんが、笑顔でハキハキと話し、ライバーになりたいという熱意を伝えることが重要

選考の種類	主なチェックポイント
書類選考	プロフィールの正確さ、志望動機の具体性、SNSでの発信内容、写真から伝わる魅力や個性
動画選考	コミュニケーション能力の素養、声のトーンや話し方、表情の豊かさ、ライバーとしての将来性や熱意

ステップ3 面接（オンライン・対面）

書類選考・動画選考を無事通過すると、いよいよ面接です。現在はZoomなどを使ったオンライン面接が主流ですが、事務所によっては本社での対面面接が行われる場合もあります。

面接官は、あなたのコミュニケーション能力やライバーとしての目標、そして何よりも「事務所の一員として一緒に頑張っていけるか」という相性を見ています。自己PRや志望動機を深掘りされるだけでなく、「どんなライバーになりたいか」「週にどのくらい配信できそうか」といった具体的な活動に関する質問もされます。なぜこの事務所でなければならないのか、所属して何を成し遂げたいのかを、自分の言葉で情熱をもって語れるように準備しておきましょう。他の応募者との差別化を図る絶好の機会です。

ステップ4 合格・契約

面接をクリアすれば、晴れて合格です。合格通知後、契約に関する詳細な説明を受け、契約手続きへと進みます。ここで提示される契約書には、ライバー活動における非常に重要な内容が記載されています。

特に、報酬の還元率、契約期間、ノルマの有無、禁止事項、退所時の条件などは、後々のトラブルを避けるためにも必ず隅々まで目を通しましょう。少しでも疑問や不安に思う点があれば、その場で担当者に質問し、すべて納得した上でサインすることが鉄則です。契約が無事に完了すれば、担当マネージャーがつき、あなたのライバーとしての活動が本格的にスタートします。

契約書の主な確認項目	チェックすべきポイントの例
報酬・還元率	報酬の還元率は何%か。時給制やボーナスはあるか。報酬の支払いサイクルはいつか。
契約期間・更新	契約期間はどのくらいか。自動更新か、都度更新か。更新時の条件はあるか。
ノルマ・ペナルティ	配信時間や獲得ポイントなどのノルマはあるか。未達成の場合のペナルティは何か。
禁止事項・権利	兼業や副業は可能か。SNSの運用に制限はあるか。配信コンテンツの著作権は誰に帰属するか。
退所・契約解除	契約期間中に退所は可能か。その際の条件や違約金は発生するか。

ライバー採用に関するよくある質問

ライバー事務所の採用オーディションを受けるにあたり、多くの方が抱える疑問や不安。ここでは、特によく寄せられる質問に対して、具体的にお答えしていきます。応募前の最終チェックとして、ぜひ参考にしてください。

顔出しなしでも採用されますか

結論から言うと、顔出しなしでもライバー事務所に採用される可能性は十分にあります。近年、顔を出さずに活動する「Vライバー（バーチャルライバー）」や、声だけで配信する「ラジオ配信」の需要が非常に高まっているためです。

Vライバーは、Live2Dや3Dのアバターを使って配信するため、自分の姿を見せることなく、キャラクターになりきって活動できます。事務所によっては、アバター制作をサポートしてくれる場合もあります。ラジオ配信は、トーク力や声質、企画力が直接的な魅力となる配信スタイルです。

ただし、事務所の方針や得意なジャンルによっては、顔出しを必須条件としている場合もあります。顔出しなしでの活動を希望する場合は、応募する事務所がVライバーやラジオ配信に対応しているか、募集要項を事前にしっかりと確認しましょう。

スマホ一台でもライバーになれますか

はい、スマートフォンが一台あれば、すぐにでもライバー活動を始めることが可能です。

現在、17LIVEやPococha、TikTok LIVEといった主要なライブ配信アプリは、すべてスマートフォンでの配信に最適化されています。そのため、高価なパソコンや特殊なカメラ、マイクといった専用機材がなくても、アプリをインストールするだけで誰でも手軽に配信をスタートできます。

もちろん、より高品質な配信を目指すのであれば、以下のような機材を揃えることで、視聴者にとって快適な環境を提供できます。

• マイク：クリアな音声でトークを届けるために重要です。
• リングライト：顔色を明るく見せ、表情を豊かに映し出します。
• スマホスタンド（三脚）：配信中の手ブレを防ぎ、安定した画角を保ちます。

事務所によっては、これらの配信機材を貸し出してくれるサポート制度を設けているところもあります。まずはスマホ一台で挑戦してみて、必要に応じて機材を揃えていくのがおすすめです。

採用後の給料や報酬体系はどうなっていますか

ライバーの給料（報酬）は、事務所や契約内容によって大きく異なりますが、一般的には「時間報酬」と「成果報酬（歩合）」の組み合わせで決まります。契約前に報酬体系を正確に理解しておくことが、後々のトラブルを防ぐ上で非常に重要です。

主な報酬体系は、以下の表のように分類されます。

報酬体系	特徴	注意点
完全歩合制	視聴者からの投げ銭（ギフト）やイベントの成果に応じて、その一部が報酬として支払われる。人気が出れば高収入を狙える。	収入が不安定になりやすい。始めたばかりの頃は報酬がほとんどない可能性もある。
時間報酬制（時給制）	配信時間に応じて、一定の時給が保証される。安定した収入を得やすい。	時給の上限が定められている場合が多い。大きな収入を得るには、歩合との組み合わせが必要になる。
時間報酬＋歩合制	保証された時給に加えて、成果に応じた歩合給が上乗せされる。安定と高収入の両方を狙える、最も一般的な体系。	事務所によって時給額や歩合の還元率が大きく異なるため、契約内容の比較検討が必須。

これらの報酬から、事務所のサポートに対する「マネジメント料」として、一定の割合（20%～50%程度が相場）が差し引かれた金額が、最終的なあなたの手取りとなります。面接の際には、報酬の還元率やマネジメント料の内訳、支払いサイクルなどを具体的に質問し、納得した上で契約に進むようにしましょう。

まとめ

本記事では、未経験からライバー事務所の採用を勝ち抜くための具体的なコツと、大手事務所の選び方について網羅的に解説しました。ライバー事務所への所属は、収益化のサポートやトラブル対応など多くのメリットがありますが、採用を勝ち抜くためには戦略的な準備が不可欠です。なぜなら、多くの応募者の中から選ばれるには、自身の強みを明確にし、事務所側に「この人を応援したい」と思わせる熱意と将来性を示す必要があるからです。

採用を勝ち抜くための「5つのコツ」で解説したように、まずは自己分析によるコンセプト設計から始め、SNSでの発信や配信アプリでの実績作りを進めましょう。そして、自分に合ったサポート体制や契約内容の事務所を慎重に選ぶことが、ライバーとして長期的に成功するための最も重要な鍵となります。この記事を参考に、あなたも憧れのライバーへの第一歩を踏み出してください。

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